岩手県県南広域振興局との共催により毎年実施している「高校生IT体験セミナー」は、今年は3月4日(水)・5日(木)の2日間で開催され、県内10校から35名の参加がありました。このセミナーは、情報技術に興味を持つ高校生が、ものづくりを楽しみながら体験し、IT産業におけるシステム開発の基礎を学ぶことを目的としており、平成20年度の第1回開催から今年で18回目となります。
今年は新たに「AIプログラミング講座」を追加し、以下の4講座でセミナーを実施しました。
・ロボットプログラミング講座(C言語によるロボットカー制御)
・VR制作講座(Unreal Engine を使用したVR制作)
・3DCAD講座(Autodesk Fusion による3D設計)
・AIプログラミング講座(新設)(画像処理×AI技術でカメラエフェクトアプリを制作)
いずれの講座も参加者同士協力し合いながら作業を進め、ITスキルだけでなく、コミュニケーションや協働の大切さも体験できる内容となりました。
ロボットプログラミング講座では、C言語を使ってロボットカーをラインに沿って走行させるプログラムを作成しました。思い通りに動かすために何度もテストを繰り返し、2日目の最後には走行会を行いました。見事完走させることができた生徒、ロボットが思いもよらない方向に進んでしまい、コースアウトとなった生徒などさまざまでしたが、互いの成果をたたえあう姿が印象的でした。



VR制作講座では、身近な課題を解決するためのアイデアをグループで共有し、Unreal Engine を使ってVR空間上にツールをデザインしました。発表会では、それぞれ個性のある作品が披露され、参加者同士で感想を共有する姿が見られました。



3DCAD講座では、与えられたテーマに沿ってロボットのデザインを3Dで設計しました。平面図とは異なる立体設計の難しさに最初は戸惑いながらも、熱心に制作に取り組んでいました。最終日には担当講師が驚くほどレベルの高い作品が発表され、参加した生徒たちは達成感を味わっていました。



AIプログラミング講座(新設)では、画像処理とAI技術を組み合わせ、簡単なカメラエフェクトアプリの制作に挑戦しました。AIが人の顔や手を認識し処理するしくみなどについて学びながら、実際に動くアプリを作り上げる体験は、参加者にとって新鮮で刺激的だったようです。



講座終了後には担当講師から一人ずつそれぞれ修了証が手渡され、参加した生徒からは
「AI技術に触れるのは初めてでとても面白かった」
「ものづくりの楽しさを実感できた」
「将来の進路を考える良いきっかけになった」
などの感想が寄せられました。



2日間の体験を通して得た知識や経験が、今後の学びや進路選択に役立つことを願っています。参加した高校生のみなさん、お疲れさまでした。












