7月16日(水)、笠井 健 特任教授(北良株式会社 代表取締役)による特別授業を実施しました。
今回は、2年生の学生全員を対象に社会課題の解決「何を学ぶのか、どのように実践するのか」と題して講義が行われました。
北良株式会社の会社紹介では、改善活動として社員全員が毎月一つの改善提案を挙げて、更にそれらを実際に形にしている様子や有効性など、どれも「なるほど」と頷ける内容で、学生たちにとっていろいろな気づきにつながるものでした。
笠井特任教授は、様々な被災地の復旧支援に長年携わり、被災者が困っていることや、課題を解決するための製品開発に取り組んできました。
授業では、令和6年能登半島地震の際に、笠井特任教授が2日後に直接現地に向かい、水やトイレなどライフラインに関わる復興支援に取り組まれたエピソードなどが紹介されました。
さらに災害時の在宅医療患者の支援や移動型避難所の提案・具現化などにも取り組んでいる様子も参考になるものばかりでした。
物事の見方、考え方、発想など、学生たちが何かを考えるときのヒントになるような特別授業になったと感じております。
笠井特任教授、ありがとうございました。