冬休み明けから１年生の就職活動がより活発化し、就職を意識し始めた人も増えてきました。そこで、より多くの業界を知ってもらうべく、1/18(木)に第2回業界セミナーを実施しました。2回目は「金融」業界。北上信用金庫 専務理事の阿部克紀様と情報担当の加藤秀太様に、信用金庫と銀行の違いや業務内容、金融業界のシステムについてご講義いただきました。
信用金庫と銀行の大きな違いはオーナー。信用金庫は会員（お客様）がオーナーとなる非営利組織であるため、地域に根差した活動を通し、地域を活性化させることが重要なファクターであるといったお話がありました。
また、金融業界は窓口や営業職のイメージが強いですが、裏では多くの機器や金融システムが稼働しており、それらの管理・運用も重要な仕事である反面、現在IT部門の人材が不足しているというお話があり、学生たちも今まであまりイメージしていなかった金融とITの関連性に驚いた様子でした。特に「AMLシステム」（マネーローンダリング対策システム）に興味を持った様子で、「AMLシステムの仕組みが面白かった」「口座は絶対に売りません」といった声が上がっていました。
業界研究は就職活動の第一歩。自分の持っていた業界のイメージと違ったということは多々あります。今日のセミナーを機に様々な業界について調べ、自分に合った業界を見つけられるよう期待します。
