11月27日(木)、本校にて「卒業研究中間発表会」を開催しました。
この行事は、2年生が9月から取り組んでいる卒業研究について、中間時点での研究成果を発表することにより、取り組み内容や状況を知ってもらうとともに、他の学生や教官からのアドバイスを参考にし、今後の活動に生かすことを目的としています。
また、当日は1年生も参加して聴講し、先輩たちの研究アイデアや考え方、そしてプレゼンテーション資料の作り方や発表のスタイルなどを間近で学ぶ貴重な機会となりました。
今回は全13グループが発表を行い、「Web広告戦略」や「業務効率化」などのビジネス系の研究、「VRを活用したコミュニケーション」「岩手PRコンテンツ」、さらには「ロボットアームによる作業効率化」「ロボットカーでの自動案内」といった技術系の研究まで、各コースの特色が存分に発揮されたテーマが並びました。
質疑応答の時間には、1年生・2年生共に次々と手が挙がり、活発な意見交換が行われました。




学生による評価を行った結果、見事総合1位に輝いたのは、システム・ネットワークコース5班の「北コン特化型チャットアプリケーションの研究と開発」でした。


チームリーダーの合澤陽真くん(花巻農業高校出身)に、受賞の喜びと今後の抱負をインタビューしました。
「私たちの研究は、単に『学校で使えるアプリ』を作るだけでなく、社会でも通用する『持続可能性』と『市場性』を提示することを目標にしています。
普段の活動では、『メンバーの技術育成』と『ユーザーファーストな設計』の2点に力を入れています。メンバー間で教え合う体制を作ってチーム全体の技術力を底上げし、アプリについては『より使いやすく』を目指して、ユーザーを想定した動作テストを何度も行いました。
中間発表では、『資料と口頭説明を組み合わせて、いかに研究内容を深く理解してもらうか』に集中しました。質疑応答でいただいたご指摘も、すべて改善のための重要な学びとして受け止めています。
今回の1位という結果は、地道な練習と、発表や質疑応答への取り組みが評価されたのだと感じています。この評価を自信にしつつも、ここで気を緩めることなく、最終発表に向けてさらに実力を積み重ねていく決意です。最後もこの順位にふさわしい最高の成果を披露できるよう、最後まで熱意を持って突き進みます!」
卒業研究の最終発表会は、来年2月6日(金)「さくらホールfeat.ツガワ」での開催を予定しています。
どのグループもこの2年間の集大成として素晴らしい発表ができるよう、残りの期間で研究をより一層ブラッシュアップしていくことを期待しています。











