10/9(水) 近藤正彦特任教授(株式会社近藤設備 代表取締役)をお招きし、特別講座を実施しました。
近藤設備ではILCの冷却システム等について、産学官連携で研究開発を行っています。配管業を本業とする近藤設備がどのような事業に携わっているのか、国際リニアコライダー(ILC)誘致に期待される効果はどのようなものか、などをご教授いただきました。
ILCは素粒子物理学研究の発展に大いに貢献する施設であり、それによって期待される経済効果は4兆円を超える、というお話がありました。また、世界中から集まる研究者が過ごしやすい環境を整える必要があり、その一つとしてアウトドア複合施設「the Campus」に携わっているということを聞き、学生にも大きな刺激となったようでした。
講座をうけて学生からは、「ILCについて名前を聞いたことがある程度だったが、誘致によってもたらされる経済効果や研究の発展に役立つことを知れてよかった」といったコメントがあり、ILCについて改めて考えるきっかけとなったようでした。