12月4日(水)、1年生の課題研究中間発表会が行われました。
1年生では毎年、3・4期に自主的な学習と課題解決能力の向上や、2年次での卒業研究への土台づくりなどを目的として、課題研究を実施しています。今年度も9月末から課題研究が始まりました。テーマごとにチームを作り、試行錯誤しながら活動しています。中間発表会では、これまでの研究過程や成果を発表しました。
大勢の前でプレゼンテーションをする機会が少ないこともあってか、発表会開始前の会場には緊張感が漂っていました。
発表は研究内容を分かりやすく伝えるために、各チームが工夫を凝らしていました。また、質疑応答では厳しい質問や具体的な改善案などが飛び交い、有意義な意見交換ができた様子でした。
発表が終わると、安堵感と今後の活動への意欲に満ち溢れている様子で、グループで研究方針などについて話し合っている姿が見られました。
発表会に関して学生からコメントを頂きました。
1年ビジュアルデザインコース
高橋大陸さん(西和賀高校出身)
『私たちの班では奥州市の岩谷堂地区を紹介する動画の作成を行いました。前日に発表スライドのレイアウトや文章量を調整した甲斐もあり、分かりやすくなったと感じています。しかし、声の大きさや体の向きなど、意識できなかった点もありました。また、内容についても、生成AIで作成したキャラクターやBGMの権利について十分に検討できていなかったように感じます。
今後の活動では、一つ一つ問題点を解決し、完成した動画をみんなに見せたいです。また、最終発表ではシンプルでわかりやすいスライドと、聞き手を意識した発表姿勢に気を付けて臨みたいです。』
発表会を通じて、良かった点や改善点が明らかになった様子でした。
最終発表会までおよそ1ヵ月。メンバー全員が満足のいく成果を上げられることを期待しています。