7月25日から8日間にわたって、岩手大学金型技術研究センターのご協力により、ビジュアルデザインコースの特別プログラム『デジタルものづくり講座(金型加工技術実習)』が行われ、当校の学生が参加しました。
今回の実習では金属を研磨や切断などの加工を行って金型を製作し、その金型に樹脂を流し込みネームプレートを成形するという、金型を用いたものづくりの一連の作業を体験するという内容でした。
実習では製造業の現場でも実際に扱っている機器を使用して製作作業を行いました。製造業に勤めていないと扱うことの無いような機器の操作を指導員の方々に丁寧に指導していただきました。非常に貴重な体験で、製造業の職種研究として有意義な内容となっていました。
また、製造物の測定演習も行っていただきました。1µmの誤差でも製造物に影響が出るということを知り、金型製作のデリケートさを体験する内容でした。
今回の実習に参加した学生は「初めてのことばかりで苦戦したが、楽しんで作業ができた。就職活動の参考になった。」と話していました。